冷え性対策について

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平成17年11月19日
ここのところ急に寒くなってきました。冷え性の方にとっては、睡眠時の寒さ対策が必要になります。
今日、冷え性対策の情報を見つけましたので、ご紹介いたしましょう。


日経BP社のHP「nikkeibp.jp - 健康」に 『 実は男性にも多い「冷え性」 』という記事がアップされています。冷え性対策のことが解説されていますので、 これらをまとめてみます(部分的に加筆あり)。

冷え性の実態
女性に多い悩みと思われがちだが、実は、老若男女を問わず起きる症状である。以前に比べて、 最近は男性の冷え性が目立つようになってきている。

冷え性になりやすい人(冷え性の内部要因)
体における熱の産生が少ない人が冷え性になりやすい。胃腸が弱い、やせ型、運動不足、 ストレスや生活習慣の乱れにより自律神経が乱れている人などが相当する。

 胃腸が弱い人
 食べ物からの栄養を十分に体に取り込めないため

 やせ型の人、運動不足の人
 筋肉から十分な熱を産生できないため

 自律神経が乱れている人
 血行不良になりがちで、体の端々まで筋肉などが作った熱が行き届かないため

冷え性の外部要因
冬の寒さや、 夏の過度な冷房で体が冷やされることでも起きる。
眠るときなどに、Tシャツ1枚と薄着だったり、布団で十分に保温できないと冷え性になってしまう。

冷え性による影響
体温が下がると、筋肉が思うように動かなくなり、熱の産生能力がさらに低下するという悪循環に陥る。
体が冷えることで免疫力が低下し、他の病気を引き起こす可能性もある。

冷え性の簡単なセルフチェック
朝、起きたとき、わきの下とお腹や太ももの上などの体温を比較し、もし、お腹や太ももの体温がわきの下より低いようなら、 冷え性の可能性が高い。

冷え性を解消する簡単な方法
でん部や太ももなどは筋肉の量が多く、本来、大量の熱を産生する場所である。また、逆に二の腕などは熱があまり産生されず、 冷えやすい部分である。そこで、湯たんぽやベンジンなどを燃料とした着火式のカイロなどでこれらの部位を温めると、体全体が温まる。ただし、 使い捨てカイロだと、熱の産生量が小さいため効果は薄い。

冷え性を解消する他の方法
「運動」「漢方薬の服用」「入浴」などもよく勧められる。しかし、体が冷えたままこれらの冷え性対策をしても、筋肉が十分に動かない、 胃腸の働きが十分でなく漢方薬が吸収されにくい、入浴で体が温まる前にのぼせてしまうという問題がある。そのため、これらを行う前にも、 湯たんぽで体を温めるのがよい。

入浴後に体を冷やさないために
体が温かいうちに早めに床につくことを心掛ける。この際、寝冷えを防ぐために、薄い肌着を重ね着してからパジャマを着るのがよい。 でん部まで覆うような大きな腹巻を巻くのもよい。入浴後にすぐに眠らない場合は、できるだけ早く服を着る。

布団への配慮
温かい布団というと、ふかふかな掛け布団に意識がいきがちだが、薄い敷布団だと体が冷えてしまうため敷布団にも気をつけること。 畳敷きの上であれば、敷布団を2枚重ねにするだけで、だいぶ保温効果が高まる。厚い敷布団を用意できないなら、 シーツの下に毛布を敷くといったことでも、だいぶ温かくなる。それでも寒い場合は、湯たんぽなどで熱源を確保する。 電気毛布は体が乾燥することから、あまりお勧めではない。

いかがでしょうか? 参考になりましたか? 冷え性の方は、適切な対策を行って、よい睡眠をとるようにしましょう。


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