睡眠時間を決める遺伝子?

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 ネット上で見つけたニュースですが、一日に必要な睡眠時間を決めるのに重要とみられる遺伝子を、米ウィスコンシン大のチームがショウジョウバエで見つけ、28日付の英科学誌ネイチャーに発表したそうです。




 なんと、似た機能の遺伝子は人間にもあり、共通の仕組みが人でも働いている可能性があると、そのチームはみているそうです。
 「人の睡眠時間は7、8時間が標準だが、もっと寝たい人も、3、4時間しか眠らなくても平気な人もいる。こうした差には遺伝子の関与が指摘されていたが、はっきりしていなかった。」と、そのニュースは結ばれています。

 「う~ん」と考えてしまいます。 遺伝子の関与? ハエのことはよく分かりませんが、人間もそうなのでしょうか?

 私は、今でこそ、平日は2時に寝て6時に起きるという4時間睡眠の生活を送っていますが、これは1年ほど前からです。それまでは、7時間睡眠でしたし、自分でも最低この程度は寝ないと昼間の活動に影響すると思っていました。4時間睡眠にすることができたのは、生活スタイルや寝る環境を変えたことが大きいです。遺伝子の影響ではないと思うけど。

 第一、人間は、睡眠中に成長ホルモンが分泌されることから、成長期の頃は、誰でも7~8時間は寝る必要があるのではないでしょうか。遺伝子の影響で、成長期の頃も短時間睡眠の人がいるのでしょうか?

 それに、実際に短時間睡眠を実践されている方の本も数冊読んでいますが、元々は標準的は睡眠時間で、いろいろと工夫されて短時間睡眠を継続されている方がほとんどです。

 まあ、現時点では、睡眠時間に対して遺伝子の影響があるのかないのかはよく分かりませんが、あったとしても、普段の生活スタイルに比べれば、その影響は小さいのではと思います。

 続報が待たれるところですね。


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