赤ちゃん(新生児、乳児)への授乳中に注意すべきこと

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授乳の際に気をつけなければ、赤ちゃんの寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目を覚ます習慣が付いてしまったりするという影響が生じることが多くあります。ここでは、子どものよい眠りのため、授乳時に注意すべきことをご説明いたします。

授乳中は、赤ちゃんを眠らせないようにします。この理由は2つあります。


一つは、赤ちゃんが授乳中に眠りそうになると、母乳やミルクの飲みが悪くなり、そのあと寝ついてもすぐにお腹をすかせて目を覚まし、頻繁に授乳しなければならなくなるからです。


もう一つは、乳首や哺乳瓶を口にくわえたままでないと寝られない習慣がついてしまうのを防ぐためです。


授乳中に赤ちゃんを眠らせないためには、授乳をはじめる前に赤ちゃんをしっかりと目覚めさせます。


それでも途中で眠りそうになれば、下記の方法で刺激を与えて起こします。目が覚めると、びっくりしたように急いで飲むのを再開します。2,3回刺激しても反応がなければ、眠ってしまっています。


<授乳中の赤ちゃんの目を覚ます方法>

・足の裏を指ではじく
・手足を揺らす
・頬を軽くつつく
・下顎に指を当てて、軽く下に引いて口を開ける
・乳首や哺乳瓶をいったん口から抜く


授乳が終われば赤ちゃんが眠らないように、しばらく目を覚まさせておきます。この理由は、授乳の直後に赤ちゃんを眠らせてしまうと授乳と睡眠が関連づけられ、授乳がなければ寝られないという癖がついてしまうからです。


(生後すぐの頃は一日のほとんどを眠って過ごしますので、授乳の途中や直後に無理に目を覚まさせることはしなくてもかまいません。)


すでに、お子さんに授乳がなければ寝られない、あるいは乳首や哺乳瓶をくわえながらでないと寝られないという習慣が付いている場合には、その望ましくない習慣を解消することが必要です。この方法については、以下のリンク先をご覧になってください。
「赤ちゃん・子どもがぐっすり眠る魔法の安眠術」



生後3ヶ月~5ヶ月頃になれば、夜中に連続して長時間眠らせるためにも、夜中の授乳を減らす、あるいはなくすことが大切です。この方法についても、上記リンク先をご覧になってください。


なお、赤ちゃんのよい眠りのため授乳のときに注意すべきことは、ここでご説明したものだけではなく、他にもたくさんあります。これらについても、上記のリンク先となります。

■ お子さんがなかなか寝てくれないなど、お悩みではありませんか?
赤ちゃんや子どもをぐっすり眠らせるための方法があります。寝つきが悪い、夜中に何度も目を覚ますなど、お子さんの眠りのことでお悩みでしたら、是非、ご覧になってください。→「赤ちゃん・子供がぐっすり眠る魔法の安眠術」


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