ベッドの正しい選び方

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最近では、布団ではなくてベッドで寝ている方が増えています。ライフスタイルの変化と言えますね。ただ、ベッド選びは慎重にされませんと寝心地に大きな違いがあります。そこで、ここでは、正しいベッドの選び方についてご説明いたします。


人間の体のつくりに配慮すると、安眠を得るためには、仰向けで寝る場合、頭・背中・腰の3点をうまく支えてくれるベッドが望ましいといえます。


ただ、しっかり支えるとなると硬いベッドということになるのですが、一方で、体が痛くなるという問題が生じてしまいます。こうなると、かえって深い眠りを得ることができません。


反対にベッドが柔らかすぎると、とくにレム睡眠の時には体から力が抜けるのですが、このことで腰が沈んでしまい、腰痛の原因になることもあります。余談ですが、私の知り合いで、ホテルのベッドが柔らかすぎて腰に悪いからと、床に布団を敷いて寝た人がいます...


また、人間は寝ている間に無意識のうちに何十回と寝返りをうつのですが、ベッドが柔らかすぎると寝返りの妨げになってしまいます。


以上をまとめると、ベッドを選ぶ際は、硬すぎず柔らかすぎずということになります。これでは、なかなか難しいですよね。具体的には、実際にベッドの上で横になってみて、 腰の下に手のひらが入るぐらいがちょうどいいです。腰とベッドの間に手が入る隙間がなければ腰が沈み込みすぎで、背痛や腰痛の原因になってしまうかもしれません。


実際の販売店ではやりにくいかもしれませんが、何年も使うものですし、決して安い買い物ではないわけですから、10分程度横になってみることをおすすめいたします。これは、指や手で押してみたり座ってみたりして得られる感触だけでは、正しく判断することができないからです。


なお、ウォーターベッドですと、一般的なスプリングのベッドとは違って常に体にかかる圧力が一定で、局所的に力がかかることもなく、あまり体の一部が沈み込んでしまうことがありません。


あと、ベッドは、大きさも寝心地に影響します。本当は大きければ大きいほどいいのですが、あまりにも大きなベッドを使うことは現実的に難しいですよね。


そこで目安としては、長さは身長よりも15cmは長いものを選びます。また、幅は、寝返りを妨げないものにします。とくに、パートナーがおられる方は、お互いが邪魔にならず、寝心地に影響を与えない程度の幅を持つベッド選ぶことが大切です。


さらに、ご高齢の方や体に障害のある方などが使用されるベッドの場合は、乗り降りのしやすさに配慮してベッドの高さを決める必要があります。


ベッドをお選びになる際は、実際のお店に行っていただきたいのですが、参考までに通信販売のページをご紹介いたします。
  「ベッド」の販売ページはこちらです


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