睡眠薬と睡眠導入剤

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睡眠薬と同じような言葉で、「睡眠導入剤」というものがあります。ここでは、睡眠導入剤についてご説明いたします。


現在広く使用されているベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、作用時間によって「超短時間型」、「短時間型」、「中間型」、「長時間型」の4つに分類されます。


この中で、超短時間型の睡眠薬は、摂取後それほど時間をおかずに効果が現れ、2~4時間ほど眠気を誘う作用が働きます。


そのため、この種の睡眠薬は、就寝後なかなか寝付くことができないという不眠の症状のある方に適用され、この作用から、とくに「睡眠導入剤」と呼ばれています。


(参考までに、「睡眠導入剤」のことを、「催眠導入剤」や「入眠導入剤」と呼ぶこともあるようです。ただ、正式な名称ではないかもしれません。)


つまり、睡眠導入剤というのは、睡眠薬の中で、とくに、就寝時の寝つきをよくするものをさします。


なお、睡眠薬といえば、寝つきをよくするものというイメージが強いですが、中途覚醒や早朝覚醒を抑制するものなどがあり、それらの症状を持つ方に対しては、「短時間型」あるいは「中間型」の睡眠薬が処方されます。


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