午後のカフェイン摂取をひかえましょう

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コーヒー・紅茶、お茶、コーラなどに含まれるカフェインに覚醒作用があるのは、広く知られていることです。
それでは、カフェインの覚醒作用がどれくらい続くかご存じですか? これを知らずに、夜の睡眠の質を下げてしまっている方が多いのです。


先に答えを書きますと、カフェインの覚醒作用は、 4、5時間も続きます。日中飲むコーヒーなどは夜の睡眠にあまり影響を与えませんが、夜の7時頃に飲むとすると、 12時頃まで影響が残ってしまうのです。

 

カフェインは、 寝付きを悪くする働きがあるとともに、深い睡眠をとりにくくし、また中途覚醒を起こすこともあります

 

カフェインを分解する能力には個人差があり、何杯コーヒーを飲んでも平気な人もいます。その一方で、ひどく影響を受ける人もいます。 また、年をとると、覚醒時間が長引くこともあります。

 

午前中のコーヒーは、目を覚ますということで悪くはないのですが、午後のコーヒーなどにはこういう問題があるということは、 頭においておいた方がいいですね。
私はコーヒーはほとんど飲まないのですが、夕食以降はお茶を飲まないようにして、のどが渇いたら水を飲んでいます。

 

あと、疲れをとることを目的にスタミナドリンクを飲むこともあるかもしれませんが、これにもカフェインが含まれています。 徹夜覚悟の時なら仕方ないですが、そうでなければ、夕食以降に飲むのは避けた方がいいでしょう。

 

最後によく理解していただきたいことがあります。それは、カフェインには確かに覚醒作用がありますが、 これは脳を刺激して目を覚ましてしまうもので、決して睡眠不足を解消するものではないということです。
ですから、日常的に眠たさを感じている場合は、睡眠時間や睡眠の質を見直す必要があります。


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