呼吸法でリラックスしましょう
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前節で、就寝前にリラックスすることの大切さについてご説明いたしました。リラックスするためには、いろいろな方法があります。その中で、道具などを必要としない、もっとも手軽なリラックス方法として、呼吸を活用したものをご紹介いたします。
呼吸を利用してリラックスする方法といっても、さまざまなものがあります。そこで、なるべく簡単でかつ効果的なものを以下に記載いたします。
それは、丹田（へその下辺り）をへこませながら息を吐くのと、丹田をふくらませながら息を吸うことを繰り返すというものです。息を吐く時間を吸う時間の２倍程度とるのが重要で、息を吐ききるようにして下さい。というのも、私たちの体は、息を吸うときに筋肉が緊張し、吐くときに緩むことから、吐く方を長く取ることで体をリラックスさせることができるためです。
６秒間吐いて３秒間吸うというように、ゆっくりと繰り返しましょう。慣れてくれば、徐々により長い時間をとるのがよく、１２秒間吐いて６秒間吸うという程度までいければいいです。
これは、非常に簡単な方法ですが、やればやるほど上達し、より体をリラックスさせることができるようになります。というのも、だんだんと体がリラックスした状態を覚えるからです。
毎日寝る前に３分程度でいいので実践されることをお勧めいたします。イスに座りながらでもいいですが、就寝後、ふとんの中で横になりながらでもいいです。布団の中であれば、そのまま眠ってしまっても構いません。
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