睡眠薬エリミンの作用時間、副作用、販売などについて

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ここでは、睡眠導入剤「エリミン」の有効成分、効果効能、作用時間、副作用などについてご説明しています。


■睡眠導入剤「エリミン」について

販売名
エリミン錠3mg/エリミン錠5mg

一般的名称
ロルメタゼパム錠

有効成分(1錠中)
ニメタゼパム3mg/ニメタゼパム5mg

製造販売業者等の名称
製造販売元・製造元 : 大日本住友製薬株式会社

効能又は効果
不眠症

作用時間
中間作用型

消失半減期
21時間


重大な副作用
1. 依存性(頻度不明)
大量連用により薬物依存を生じることがある。また、大量投与又は連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想等の禁断症状があらわれることがある。投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行う。

2. 刺激興奮、錯乱等(頻度不明)
統合失調症等の精神障害者に投与すると逆に刺激興奮、錯乱等があらわれることがある。


重大な副作用(類薬)
一過性前向性健忘、もうろう状態
類薬(他の不眠症治療薬)において、一過性前向性健忘、また、もうろう状態があらわれることがあるので、少量から開始するなど、慎重に行う。なお、類薬において、十分に覚醒しないまま車の運転、食事等を行い、その出来事を記憶していないとの報告がある。


その他の副作用
精神神経系
・ふらつき、眠気、頭痛、頭重感、めまい、不快感、いらいら感(0.1~5%未満)
・振戦、耳鳴、構音障害(0.1%未満)

肝臓
AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、ALP上昇(0.1%未満)

消化器
・食欲不振、悪心・嘔吐(0.1~5%未満)
・胃部不快感、下痢、腹痛(0.1%未満)

循環器
・動悸(0.1~5%未満)
・胸部圧迫感(0.1%未満)

過敏症
発疹、発赤(0.1%未満)

骨格筋
・けん怠感、脱力感(0.1~5%未満)
・腰痛、肩こり(0.1%未満)

その他
口渇(0.1~5%未満)
発汗、寝汗(0.1%未満)


アルコール(飲酒)との併用
ともに中枢神経抑制作用を有するため、相互に作用を増強することがある。併用しないことが望ましい。



※エリミンの販売について
エリミンは、医師の処方箋なしでは入手することができないものです。そのため、薬局・ドラッグストアーで入手することはできませんし、通信販売などで購入することもできません。もちろん、ネット上のオークションでも売買不可です(自分に処方され余ったものを人に譲ることもできません)。


上には掲載しておりませんが、エリミンには、服用してはいけない人がいます(禁忌)。また、慎重に投与される必要がある人がいます。さらに、ある種の薬との併用が禁忌となっています。加えて、高齢者、妊婦、産婦、授乳婦、小児は、慎重投与あるいは投与不可となっています。


そのため、仮になんらかの入手法があったとしても、医師の診断なしで摂取することは避けるようにする必要があります。とくに、ネット上の「売ります」情報が掲載されている掲示板には注意が必要です。


(なお、「睡眠改善薬」と呼ばれるものは、薬局や通販などでも購入することができ、睡眠薬とは区別されています。睡眠改善薬の詳細やご購入については、「睡眠改善薬ならびに各製品比較」をご覧になってください。)


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(管理用)