寝過ぎで頭痛が起こる原因と解消法

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休日などにいつもよりたくさん睡眠をとるのは気持ちのよいものです。でも、寝すぎてしまうと、起きたときに頭痛がすることがあります。ここでは、寝すぎによる頭痛の原因、ならびにその対処法についてご説明いたします。


はじめから申し訳ないのですが、寝過ぎで頭痛が起こる原因はまだはっきりとわかっていないようです。ですので、現時点で考えられていることを記載いたします。あらかじめご了承ください。


寝ている間はほとんど肩の筋肉を動かすことがなく、血行が悪くなります。そのため、長い時間になると肩こりのような状態になります。


すると、体は血行を良くしようと血管を緊張させる働きのあるセロトニンという物質を脳内に大量に放出し、頭の中の血管が弛緩します。弛緩した血管は拡張し、それが周囲の感覚神経を刺激することで頭痛が起こるといわれています。


このような頭痛が起きた場合、解消法としては頭痛薬を飲むことがあげられます。ただし、本当に困っている場合は別として、あまり頭痛薬には頼らない方がよいかもしれませんね。


この頭痛は時間がたてば解消されるものですので、そのうち消えるという軽い気持ちで放っておくというのもひとつです。なんらかの対処ということでしたら、頭や額を冷やせば幾分よくなります。


寝すぎによる頭痛に悩まされないための現実的な対策としては、あまり寝過ぎないようにするということですね。当たり前だと思われるかもしれませんが、予防策としては確実です。


なお、このような頭痛は「偏頭痛(片頭痛)」である可能性もあり、昼寝でも頭痛が起こる場合は偏頭痛であることがほとんどのようです。


吐き気や嘔吐を伴う場合も偏頭痛であることが考えられますが、脳腫瘍が原因である可能性も否定できません。


また、寝すぎでないのに朝目が覚めたときに頭痛がするようでしたら、脳腫瘍、高血圧、蓄膿症、うつ病、睡眠時無呼吸症候群など、なんらかの病気が原因となっていることも考えられます。


ですので、もし、昼寝でも頭痛がする、吐き気や嘔吐を伴う、あるいは寝すぎでないのに朝頭痛がするようでしたら、一度、医師にご相談されるのがよいでしょう。


参考までに、睡眠時無呼吸症候群については、こちらで自己診断できます。→「睡眠時無呼吸症候群のセルフチェック」


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