病棟・在宅での褥瘡対策ハンドブック
病棟・在宅での褥瘡対策ハンドブック 石川 治 中外医学社 2005-08 by G-Tools |
出版社/著者からの内容紹介
褥瘡の発生機序などの基礎的な知識はもちろん,局所治療の基本的な考え方や具体的な方法,栄養管理,発症の予防法などについても具体的に解説した.また在宅看護における注意点,訪問看護師の役割なども実践的に解説し,あらゆる医療スタッフにとって病棟ではもちろんのこと,在宅でも役立つ実践的な内容となっている.
内容(「MARC」データベースより)
現場の医療従事者にとっての褥瘡に関する基本的事項を網羅し、知識の整理に役立つよう解説。また初めて家庭介護をする人にも理解しやすい内容となるよう配慮したハンドブック。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
石川 治
群馬大学大学院医学系研究科皮膚病態学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
目次
1 褥瘡の発症機序
A.全身的要因
1.なぜ今褥瘡か?
2.集学的治療を要する褥瘡
3.全身的要因
4.社会的要因
5.医療制度の中での褥瘡の位置づけ
6.褥瘡を防ぐには?
B.褥瘡の発症機序 どうして「床ずれ」ができるのか?
1.褥瘡とは?
2.圧迫によって生じる応力とは?
3.皮膚の血流を理解する
4.皮膚血管の血圧は?
5.血流障害によって褥瘡が発症する
6.褥瘡の深さ・範囲を決定する因子は?
7.皮膚の「ずれ」は褥瘡発症の危険性を激増させる
2 褥瘡発症リスクの評価
1.ブレーデンスケール
2.K 式スケール
3.褥瘡危険要因(大浦スケール)
4.介護状況をアセスメントする
3 褥瘡の予防
1.高齢社会と褥瘡対策の意義
2.褥瘡予防の意義
3.褥瘡予防義務と安全管理対策
4.個々の病みの軌跡と褥瘡予防について
5.体圧管理について
6.皮膚管理について
4 栄養を整える
A.栄養の摂取方法
1.なぜ栄養を整えるのか
2.栄養投与法
3.経口摂取
4.経管栄養
5.末梢静脈栄養
6.中心静脈栄養
7.まとめ
B.食事の工夫
1.入院患者の栄養管理
5 口腔ケアと嚥下障害
A.口腔ケア
1.口腔ケアが必要な理由
2.口腔を不潔にする物質とその性質
3.褥瘡患者に対し口腔ケアが必要な理由
4.口腔ケアとは?
5.口腔ケアの種類と対象
6.褥瘡患者の口腔ケアの実際
7.口腔ケア施術時の一般的注意点
B.嚥下障害
1.嚥下障害とは?
2.嚥下障害の見分け方
3.嚥下障害の対処法(食べさせ方)
4.嚥下のリハビリテーション
5.誤嚥防止手術
6 局所治療
A.外用薬
1.褥瘡の評価
2.浅い褥瘡
3.深い褥瘡
4.処置のポイント
B.創傷被覆材
1.創傷被覆材とは
2.褥瘡のドレッシング法
ドレッシング材
1.ポリウレタンフィルム ドレッシング材
2.ハイドロコロイド ドレッシング材
3.ポリウレタンフォーム ドレッシング材
4.アルギン酸塩被覆材
5.ハイドロジェル ドレッシング材
6.ハイドロポリマー
7.ハイドロファイバー
8.キチンドレッシング材
C.消毒・洗浄
1.褥瘡の感染管理と消毒・洗浄
2.消毒薬の使用法
3.褥瘡の洗浄
4.消毒・洗浄の実際
7 リハビリテーション
1.なぜリハビリテーションが必要なのか?
2.褥瘡患者にできるリハビリテーション
8 病院から在宅へ,在宅から病院へ -看護師の役割-
1.病院から在宅へ看護師の役割
2.退院に向けての準備
3.在宅から病院へ看護師の役割
9 病院から家庭へ -訪問看護,医療福祉制度について
訪問看護
1.訪問看護師の仕事の内容
2.実際の仕事の内容
3.介護保険の利用方法・訪問看護の利用方法
4.よい訪問看護師を見分けるポイント
5.訪問看護師からのお願い
6.医師の診察が必要な時とは? 医師との連携
10 高齢者医療・介護の過去・現在・未来
1.2 つの出来事~ことのはじまり~
2.2 つの出来事~コロンブスの卵~
3.日本の医療は世界一
4.これからの日本の医療・介護
11 資料:医療・介護提供施設について
索引
不眠症や、睡眠時無呼吸症などの睡眠障害を診療している都道府県別 病院・クリニック一覧です。→ 「不眠症、睡眠障害、睡眠時無呼吸症 病院・クリニック一覧」 |
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