肩こりによる不眠

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肩こりは症状が軽いうちはまだ影響は少ないですが、そのままにしておき状態が悪くなると、夜眠れないことにつながることもあります。ここでは、肩こりによる不眠とその対処法についてご説明いたします。


まずは、肩こりの原因からご説明いたしましょう。肩こりの原因はひとつではなく、以下のようなものがあります。このうちのいずれかによって肩こりになることもありますが、複数の要因が絡み合って起こることも少なくありません。


1.頚椎部や肩甲骨部の角度が悪く、周辺の筋肉が過度に緊張し、神経を圧迫あるいは血液循環を悪くしていること

2.枕が体に合っておらず、寝ているときの姿勢が悪く、頸椎部などに不自然な力がかかっていること

3.ストレスなどによる精神的な緊張があり、首周辺の筋肉が過剰に緊張していること

4.首周辺の筋肉の疲労や冷え

5.首の神経に何らかの異常があること


はじめに「肩こりによる不眠」と表現しましたが、肩こりを起こす原因があり、それが不眠も同時に引き起こしているというのが実際のところです。


そのため、このような不眠を解消するためには、肩こりを解消するというよりも、その原因を解消することで、肩こりと不眠の両方を改善するというアプローチとなります(結局、同じことなのですが)。


1.については、整体などにより、体のゆがみを矯正することが効果的です。骨格のバランスがとれれば周辺の筋肉から余分な緊張がなくなり、その結果、肩こりが改善されます。


2.については、自分の体にあった枕に交換することで対応します。詳しくは、「本当に寝心地のよい枕とは?」をご覧になってください。自分にあった枕の選び方をご説明するとともに、私が実際に使っているお勧めの枕をご紹介しています。


3.については、精神的な緊張を解くことが大切であり、体を十分リラックスさせるための方策をとります。このような方法はいくつもあるのですが、せっかくですので、眠りをよくすることを目的にしたものを以下のページにてご紹介いたします。
「即日効果が実感できる安眠法」


4.については、ゆっくりと入浴する、専用の電気器具で温める、マッサージする、体操などで血液循環を促進させることなどが効果的です。逆に、冷やすようなことは避けます。


5.については、自分では対処することができませんので、医療機関にて検査、医師の診断を仰ぐようになさってください。


以上、肩こりの原因別の対処法についてご説明いたしましたが、これらの原因は、肩こりや不眠だけではなく、頭痛、いびき、めまい、眼精疲労、手の痛みやしびれなどにもつながることがあります。したがって、そのままにしておくのではなく、適切な方法で対処することがとても大切です。


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