不安による不眠・不眠症

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就寝のときに不安な気持ちや心配事があると、不安なことばかりを考えてしまったり、心が落ち着かなくなったりすることで、なかなか寝つくことができないということがあります。「心配で夜も眠れない」とはよく聞くフレーズです。ここでは、不安による不眠・不眠症とその対処法についてご説明いたします。


人間、生きていれば、いろいろな不安材料が出てくるものです。お金がない、病気になるかもしれない、仕事がうまくいかないかもしれない、受験に失敗するかもしれない、大会でミスをおかすかもしれない...などなど。考えればきりがありません。


不安がまったくない人というのは、そうはいないと思います。みんなが、それぞれの立場でそれぞれの不安を持っているのではないでしょうか?


ただ、不安があっても、それが元で眠れなくなる人と、そうでない人がいます。もちろん、不安にも程度があり、大きな不安材料を抱えている人と、不安材料が小さい人がいると思います。


そうはいっても、非常に大きな不安材料があるにもかかわらず、ケロッとしている人もいれば、外から見れば大したことないと思えるようなことで強い不安を持ち、それが元で寝つきが悪くなっている人もいます。


このようなことは性格によるところが大きいでしょう。神経質な人ですと、そのことばかりで頭がいっぱいになってしまうということがあります。これに対して、言葉は悪いですが、神経が図太い人でしたら、ほとんど気にも留めません。


不安が原因で不眠になっている方は、そもそもの不安材料を解消できればよいのですが、それができないからといって、性格を変えるというのも簡単なことではありません。


ただ、不安への上手な対処法を知っておけば、不安によって眠りが妨げられてしまうことを抑えることができると思います。


人は、誰しも、否定的なことと肯定的なことが頭に浮かびます。不安などなさそうに見える人でも、実際は、不安だらけです。不安のない人はいませんし、不安が消えることもありません。ただ、それを気にしないようにうまくコントロールしているわけです。そこで、不安の対処法をひとつご紹介いたします。


<不安の対処法>
将来に対する楽観的なことも悲観的なことも、あくまで予測です。でも、悲観的なことが頭に浮かぶと、「そうなるのではないか」と思ってしまう方がおられます。また、楽観的なことが出てきたり、悲観的なことが出てきたりすると、だんだん、どちらが自分の考えかわからなくなってしまいます。


そこで、これらを頭の中で振り分ける習慣をつけます。具体的には、楽観的なことが頭に浮かべば、自分の中の天使が話していると考え、悲観的なことが浮かべば、自分の中の悪魔が話していると考えます。


そうすると、「今は、悪魔が話している」というように、客観的かつ冷静に捉えられるようになり、このような悲観的なこと、不安などに惑わされないようになります。



いかがでしょうか? 私も完全には習慣化できていませんが、将来への不安などが頭に浮かぶと、「これは、悪魔がしゃべっているんだ」というように、冷静に受け止めることができます。1つのテクニックですが、試してみてください。


また、不安があるためになかなか寝付けないという方に非常にお勧めのものがあります。睡眠セラピストの久保さんという方が、「どうすれば不眠を治療できるか、どうすれば二度と不眠になることはないか」についてまとめられた書籍をネットにて販売されています。


私も持っていますが、これは、不安による不眠や不眠症を解消するのに非常に役立つものです。以下のリンク先にてご紹介していますので、是非、ご覧になってください。
「対処療法ではない根元的な不眠解消法」


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