不眠症の種類

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ひとことで不眠症といっても、さまざまな種類があります。それは、「眠れない」ことにはいくつもの原因があり、それによって不眠症の種類が違ってくるためです。ここでは、不眠症の種類についてご説明いたします。


以下、不眠症の種類を掲載いたしますが、それぞれの詳細については、各リンク先ページをご覧になって下さい。


<不眠症の種類>

◆精神生理性不眠症
眠ること自体に対して不安と緊張を覚えて、十分な睡眠がとれないというもので、不眠症の中で最も多く見られるものです。
詳しくは→「精神生理性不眠症」


◆睡眠状態誤認
実際は眠りの不足は大きくないにも関わらず、本人は眠れないことでつらい思いをしている不眠のことです。
詳しくは→「睡眠状態誤認」


◆特発性不眠症
睡眠・覚醒システムをコントロールする脳の仕組みが、生まれたときからうまく働かないために起こるといわれている不眠症のことです。幼少の頃から起こるのが最大の特徴です。
詳しくは→「特発性不眠症」


◆不適切な睡眠衛生による不眠症
不規則な生活など、不適切な睡眠衛生・睡眠環境などに起因する不眠症のことです。
詳しくは→「不適切な睡眠衛生による不眠症」


◆薬原性不眠
普段飲んでいる薬の副作用などが原因で引き起こされる不眠のことです。
詳しくは→「薬原性不眠」


◆身体疾患による不眠
慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息、疼痛を伴う疾患、更年期障害、アトピー性皮膚炎など、身体的な疾患が原因となっている不眠のことです。


◆精神疾患による不眠
精神病、気分障害、不安性障害、恐慌性障害、アルコール症が原因の不眠症のことです。動悸・息切れ、頭痛などの不眠以外の症状が同時に現れるのが特徴です。不眠で病院にかかっている方の半数以上が「うつ」に伴うものといわれています。


◆神経疾患による不眠
脳変性疾患、認知症(痴呆)、パーキンソン症候群などに伴う不眠症、また、「致死性家族性不眠症」、「睡眠関連てんかん」、「睡眠時てんかん性発作波重積」、「睡眠関連頭痛」があります。


◆反跳性不眠
睡眠薬の量を急に減らしたり中断すると、服用前よりも強い不眠が出現することがあり、このような不眠のことを「反跳性不眠」と呼びます。
詳しくは→「反跳性不眠」


◆呼吸障害に伴う不眠
「閉塞型睡眠時無呼吸症候群」、「中枢型睡眠時無呼吸症候群」、ならびに「中枢性肺胞低換気症候群」がこれに相当します。
睡眠時無呼吸症候群についての詳細は→「睡眠時無呼吸症候群」


◆概日リズム睡眠障害
体内時計のズレが原因で、本来望ましい時間に睡眠をとることができない睡眠障害のことです。略して、「リズム障害」と呼ばれ、ます。この睡眠障害は、「時間帯域変化(時差)症候群」、「交代勤務睡眠障害」、「不規則型睡眠・覚醒パターン」、「睡眠相後退症候群」、「睡眠相前進症候群」、「非24時間型睡眠覚醒症候群」、「特定不能の概日リズム睡眠障害」に分類されます。
詳しくは→「概日リズム睡眠障害」


◆周期性四肢運動障害(睡眠時ミオクローヌス症候群)
睡眠中に手や脚の筋肉に瞬間的にけいれんが起こり、眠りが中断されるという睡眠障害で、中高年から増えてくる症状です。
詳しくは→「周期性四肢運動障害(睡眠時ミオクローヌス症候群)」


◆むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)
入眠時に脚がむずむずして耐え難い不快感があり、眠りが妨げられる睡眠障害です。
詳しくは→「むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)」


◆妊娠随伴睡眠障害
妊娠によってホルモンの分泌に変化が生じ、これによって起こる不眠のことです。
詳しくは→「妊娠中の不眠と対処法」


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不眠症や、睡眠時無呼吸症などの睡眠障害を診療している都道府県別 病院・クリニック一覧です。→ 「不眠症、睡眠障害、睡眠時無呼吸症 病院・クリニック一覧」


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