薬原性不眠
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普段飲んでいる薬が原因で不眠が引き起こされることがあり、そのような不眠のことを「薬原性不眠」と呼びます。ここでは、薬原性不眠について概略をご説明いたします。
薬原性不眠は、薬によって不眠の発現率に大きなばらつきがあります。ステロイド製剤やインターフェロン製剤に高い発現率のものがあります。
過眠症の治療のために使用される薬による夜間の不眠などは、その薬本来の働きによるものであり、薬原性不眠であることは容易に気づくことができます。
ところが、身体疾患の治療に用いられる薬剤の副作用による不眠の場合、それと気づかず、睡眠薬が処方されることもあります。
そのため、飲んでいる薬にどのような副作用があるのか、担当の医師だけに任せるのではなくて、自分でもよく把握しておくことが大切だといえます。
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