加齢による睡眠障害と老化現象

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高齢になると不眠になりやすいのは確かです。しかし、この不眠が、病気の範疇に入る不眠症なのか、あるいは加齢によるものなのかという大きな違いがあります。対策を考えるうえで大切ですので、それぞれについてご説明いたします。


睡眠障害があるために不眠につながることがありますが、「睡眠時無呼吸症候群」「周期性四肢運動障害(睡眠時ミオクローヌス症候群)」といった睡眠障害は、 60歳以上の高齢者の3分の1から2分の1の方に見られます。


つまり、高齢者の不眠の原因としては、加齢によるものが多い一方で、睡眠障害によるものも多くあります。前者と後者では、不眠を解消するための対処法が異なり、後者では、医師の診断を受けることが大切です(加齢による不眠の解消法については、前ページ「高齢者が熟睡するためには」をご覧になってください)。


睡眠障害による不眠症であると思われる、あるいは疑わしい場合には、一度専門医にご相談されることをお勧めいたします。

■ 関連書籍のご紹介
残念ながら必要な情報が見つからなかった方のために、関連書籍をご紹介いたします。これ以外については、「こちら」をご覧になって下さい。

4805827661 眠れないお年寄りへのケア
田ヶ谷 浩邦
中央法規出版 2006-08

内容(「BOOK」データベースより) 睡眠障害を専門とする精神科医が、高齢者の不眠について、やさしく、わかりやすく解説します。睡眠にまつわるさまざまな誤解をとき、環境や生活習慣による不眠、病的な不眠、睡眠薬や治療法などについて述べ、質の良い睡眠をとるための具体的なケアを提示します。


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(管理用)