寝室の温度・湿度を調節しましょう

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寝室の温度・湿度は寝心地に大きく影響します。
室温があまりにも低すぎると、なかなか寝付けにくくなってしまいます。ここでは、暖房機器による室温調整の方法、ならびに湿度の調整についてご説明いたします。


◆寝室の温度調整
快適に眠ることができる室温は、18~23℃の範囲だといわれています。寒い冬ですと室温は18℃を下回りますから、よい眠りのためには、エアコンやストーブなどの暖房器具で寝室を暖めることが大変有効です。


ただ、あまりにも高い温度に保つことには問題があります。それは、寝ている間の自然な体温の低下が阻害されてしまうためです。


ですから、あまりにも寒さが厳しい場合は別として、就寝前に部屋を暖めておき、寝るときに暖房器具を切るというのがおすすめの方法です。


あと、寝ている間に体温は低下しますが、明け方近くになると徐々に体温が上がっていき活動への準備がなされます。そのため、タイマーをセットしておき、起床時刻前に再び暖房器具が働くようにしておくというのもよい方法です。このようにすることで、「朝、部屋が寒くて布団からなかなか出られない」というようなことも防ぐことができますね。


あと、寝室の温度調整のための1つの方法として、厚手のカーテンを使うことで、部屋の温度を外に逃がさないとともに、窓からの冷気の流れを遮断するという工夫も有効です。このとき、カーテンの下端と床との間には極力隙間がない方が効果が大きいです。隙間がある場合には、別途、布製品を置くことなどで空気の流れを止めることができます。省エネにもなりますから、おすすめです。


ところで、エアコンのお掃除はお済みでしょうか? 実は家庭用のエアコンは、自分でクリーニングすることが可能です。その方法がまとめられたマニュアルがありますので、よろしければご覧ください。
「自分でするエアコンクリーニング」(他のHP)


◆寝室の湿度調整
質のよい睡眠のためには、湿度にも配慮することが大切です。それは、湿度が低いと空気の乾燥で気管が刺激され、咳き込む原因となったり、のどや鼻の粘膜がダメージを受けたりするためです。


就寝時にエアコンを切ったとしても、それまでに部屋の湿度は下がっていますし、エアコンを使わないとしても冬は乾燥する季節ですから、寝室の湿度も低い傾向にあります。


そこで、加湿器を使うことや水をはった洗面器などを置いておくことなどが考えられます。快適な湿度は50%といわれていますので、湿度計のある方は測りながら調整してみて下さい。


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