1.快適な睡眠でいきいき健康生活

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「健康づくりのための睡眠指針 ~快適な睡眠のための7箇条~」
その1 快適な睡眠でいきいき健康生活


・快適な睡眠で、疲労回復・ストレス解消・事故防止
・睡眠に問題があると、高血圧、心臓病、脳卒中など生活習慣病のリスクが上昇
・快適な睡眠をもたらす生活習慣
  ~定期的な運動習慣は熟睡をもたらす
  ~朝食は心と体のめざめに重要、夜食はごく軽く


<解説>
睡眠には、疲労を回復し、ストレスを解消する働きがあります。また、睡眠不足や睡眠障害等の睡眠の問題が事故につながることもあることから、快適な睡眠を確保することは、いきいきとした健康な生活や事故の防止につながるものと考えられます。


近年、特に無呼吸を伴う睡眠の問題は、高血圧等により心臓病や脳卒中につながるとともに、血液中の糖の濃度を適切に維持する能力が低くなる(耐糖能の低下)ことが報告されています。睡眠の問題を早期に発見し、適切に対処するとともに、これらを予防することができれば、多くの生活習慣病の予防につながることが期待されます。特に定期的な運動習慣は熟睡を促進します。


ただし、眠ろうとして急に強い運動をするとかえって寝付けなくなることもあるため、日常生活の中で体を動かすように心がけたり、定期的な運動習慣をもつことが重要です。高齢者の場合には、夕方の軽い散歩なども効果的です。


また、朝食を取ることにより、心と体を目覚めさせ、元気に一日を始めることが重要です。空腹でも満腹でも快適な睡眠を妨げるため、夜食を取る場合は、ごく軽く取ることです。


平成15年3月 「健康づくりのための睡眠指針検討会報告書」より
 照会先:厚生労働省健康局総務課 生活習慣病対策室健康情報管理係


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