更年期障害と不眠
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これはなぜでしょうか?
実は、今のところ、この理由ははっきりとは分かっていません。しかし、 女性が睡眠に対して多くの不満を持ち始める時期と更年期が一致していることから、ホルモンの分泌が関係しているという考え方があります。
更年期になると、卵巣からのホルモンの分泌が低下するため、夜間のほてりなどが生じ、不眠の人が増え始めるというわけです。
また、高齢期になると、卵巣の老化によって、早期覚醒や浅い眠りが多くなる傾向があります。
一般に、睡眠時無呼吸症候群になるのは圧倒的に男性が多く、女性にはあまり見られません(睡眠時無呼吸症候群の詳細は、 「睡眠障害について」-「睡眠時無呼吸症候群」をご参照願います)。この理由は、 女性ホルモンに関係しているといわれています。そのため、女性でも生理がなくなって女性ホルモンが少なくなると、 睡眠時無呼吸症候群のリスクが高まります。
不眠の症状がひどいときには、更年期に減少するエストロゲンとプロゲストロンを併用投与するホルモン補充療法が効果的です。
もう一つ考えられているのは、体内時計の加齢による変化です。
女性の体内時計は、加齢によって前にずれる(早くなる)傾向があります。そのため、就寝時刻に変わりがなくとも起床時刻が早くなり、
この早朝覚醒によって睡眠への満足感が減少しているというものです。
ですので、とくに年輩の男性の方にお願いいたします。奥さんがよく眠っているように見えても、 実は不眠で悩んでおられるかもしれません。 もし、奥さんが眠りについて悩んでいるようでしたら、「よく寝てるよ」 などと冷たく突き放さずに、女性の睡眠についてよく理解してあげて下さい。
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2005年11月25日 10:21 更年期障害と不眠
(管理用)

