熱帯夜には涼しいシーツが快適です
一度使えば、普通のシーツで寝るのが嫌になってしまう、本当におすすめの夏の快適睡眠術です。
人間は、寝ている間にもたくさん汗をかきます。これは、熟睡するためには体温を下げる必要があり、汗をかくことで体内の熱を発散させていることによります。
仰向けで寝ている場合、背中とふとんとの間は非常に蒸れてしまい、局所的な湿度は80~90%にも達しているそうです。そのため、布団と接している体の部分は、だんだん不快だと感じられていきます。
とくに夏場には、布団の上で横になるとすぐに背中が暑くなってきますし、眠っている間にも無意識のうちに布団の上の冷たい部分を探して繰り返し寝返りを打つようになります。寝苦しくて、ごろごろ寝返りをうっている人を見たことはないでしょうか? このような状態ですと、決して安眠にはなりませんよね。
これを解消するためには、体と布団の接する部分を極力涼しくし、また湿気をためないようにすることが必要です。ただ、これはそう簡単なことではありません。
エアコンを使ったとしても、体と布団との接する面を直接冷やすことはできませんから、発汗しないほどに体を冷やす必要があります。これでは、かなり体を冷やさないといけないですし、なによりも、寝冷え・夏風邪の心配や、翌日体がだるくなることなどが考えられます。
ただ、それでも、布団やシーツは冷やされますから、寝返りを打てば、涼しくて湿気の少ないところに移動することはできるのですが。
では、湿気をためないシーツを使うというのはどうでしょうか? この湿気をためないシーツというのが、ここでご紹介する「竹シーツ」です(天然の孟宗竹を使用)。
上の写真は私が愛用しているものなのですが、これは本当に快適です。ひんやりしていて、涼感がよいシーツです。たまに、ちょっとひんやりしすぎかなと感じることもあるぐらいです。
また、見た目はゴツゴツしているのですが、下の写真のように、小さな竹チップがナイロンでつながれた作りになっていて、横になるとしなやかに体に沿って寝心地もなかなかよいです。
これですと、体とシーツの接する面はジメジメせずに快適で、しかもシーツ自体が冷たいので、とても寝心地がいいです。
ただ、欠点がありまして、それは少し重いことですね。まあ、素材が竹ですから、通常のシーツと比べてしまえば当然重いわけですが。それでも、下の写真のように、自由に折り曲げることができるので収納には困りません。
「竹シーツ」を使うと、ひんやりしていて気持ちがよく、少し暑いかなと感じる夜もぐっすり眠ることができます。そのため、クーラーを使う頻度が減り、クーラーの電気代を節約することもできます。
夏の快眠グッズを一つあげて下さいといわれれば、私はまずこれをあげます。それほどのおすすめです。あなたも「竹シーツ」で、熱帯夜も快適に過ごして下さい。
「竹シーツ」の詳細はこちらです。
※説明書によると、竹に触れた部分の体温が下がることから、乳幼児の使用は避ける必要があるそうです。
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