夏,パジャマ

暑い夜に寝心地がよいパジャマには、いくつかの条件があります。それらについて以下に記述いたします。


・吸湿性があること
人間は、寝ているときにコップ１杯分もの汗をかくといわれていますが、熱帯夜などには汗の量はこれ以上になります。そのため、吸湿性が悪いものですと蒸れてしまい、快適な睡眠は得られません。また、汗疹（あせも）や湿疹（しっしん）の原因にもなってしまいます。まず、吸湿性にすぐれていることが大切です。


・通気性があること
暑い夏ですので、通気性がよく放熱しやすいものがよい寝心地につながります。


・ゆったりしていること
体に窮屈なものですと、リラックスして眠ることができません。体を締め付けないようなパジャマを選ぶことが大切です。とくに、袖口が締まっていないものがよいですね。


・肌触りがいいこと
硬く肌触りがよくないものだと入眠しにくくなるという問題があります。そのため、柔らかく肌触りがよいものが望ましいです。


・汚れの吸収性があること
パジャマは、着ている人の汗だけではなく、その人の皮膚や垢も吸着します。したがって、 このような汚れに対して吸収性が高いことも大切です。


寝心地のよいパジャマには、上記のようなたくさんの条件がありますが、これらの条件を満足するのは、綿（とくに、上質コットンの平織り、オーガニックコットン）やシルクのパジャマです。


ただ、夏であれば麻のものが通気性が高くヒンヤリしていて気持ちがいいです。ポリエステルやナイロン製のものは、吸湿性の面であまりよくありません。


参考までに、パジャマを材質から選ばれるのでしたら、以下のお店がおすすめです。専門店なので、量販店などでは見つからないような、本当にいいものが揃っています。