昼寝の効果と効率的な方法

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日常的にお昼寝(午睡)をされている方は多いと思います。ただ、昼寝にも適切な方法というものがあります。そこで、ここでは、昼寝の効用、ならびに上手な方法についてご説明いたします。


私たちは、通常、夜の時間帯に長い睡眠を取りますが、これとは別に昼寝をすることで、夜の睡眠不足を補ったり、日中の眠気を覚ましたり疲労を解消したりすることができます。


また、私たちの頭脳は絶えず活性化された状態にあるわけではなく、適度な気分転換や休息が必要であり、昼寝をすることで、脳や体を休めることができます。


ただし、昼寝はあくまで仮眠であり、しっかり寝てしまうと、起きて活動するための時間が少なくなる、なかなか起きられなくなる、起きたあとボーッとしてしまうということがあります。また、夜の寝つきの悪さにつながるという弊害もあります。


そこで、昼寝をする際には、以下のことに注意するとよいでしょう。


1.長時間眠らない
あまりにも長く寝てしまうと、深い眠り(ノンレム睡眠)に入ってしまい、スカッと起きられなくなってしまいます。そこで、浅い眠り(レム睡眠)にとどめておくために、20~30分で起きるようにします。このような短い時間でも、意外に脳や体の疲れがよくとれるものです。

タイマーや目覚まし時計をセットしておくと、寝過ぎを防止することができるので便利です。また、昼寝をする前にコーヒーや緑茶などカフェインの入ったものを飲むと、20分ほどでカフェインの覚醒作用が効きはじめ、目覚めやすくなります。


2.横にならない
横になって寝ると、深い眠りになってしまいがちです。そこで、イスにもたれる、または机に伏せて寝るようにします。


3.夕方以降に眠らない
夕方以降に昼寝をすると、夜、なかなか寝付けなくなります。そこで、長時間昼寝をとらないというだけではなく、夕方に眠らないことにも気をつけてください。



日本では、とくに職場においては、なかなか昼寝をとりにくい環境にあるかもしれませんが、昼休みなどを利用して20分ほどでよいので上手に昼寝を活用してみてください。眠いにも関わらず無理に起きているよりは、ずっと仕事などの能率が上がると思います(もちろん、無理に昼寝をする必要はありませんが)。


以下のリンク先にて昼寝に適した音楽CDをご紹介いたしますので、よろしければ試してみてください。デスクワークの方でしたら、パソコンで再生してヘッドフォンで聴くのがオススメです。
「快眠音楽~午睡(おひるね)」


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