特発性過眠症
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ナルコレプシーと同じような睡眠障害に、「特発性過眠症」というものがあります。
ここでは、この特発性過眠症(突発性過眠症は間違いです)について概要をご説明いたします。
ここでは、この特発性過眠症(突発性過眠症は間違いです)について概要をご説明いたします。
特発性過眠症にかかると、夜に十分な睡眠を確保しているにもかかわらず、日中横になると、2,
3時間眠ってしまうという症状が生じます。
10代から20代前半までに発症することが多い睡眠障害です。
症状から、「突発性過眠症」と間違いやすいですが、「特発性過眠症」が正しい名称です(私も以前、突発性過眠症だと思っていました)。
ナルコレプシーのような脱力発作はありませんが、立ちくらみ、めまい、頭痛、失神などが生じることもあり、深刻な睡眠障害と言えます。
特発性過眠症は、残念ながら、まだ原因がはっきりしておらず、 本人や周囲の人間の努力だけで改善することはなかなか難しいのが実状です。
ただ、この病気は、十分注意しながら、うまく付き合っていけば、健康的な日常生活を送ることは可能です。
ですから、症状が疑われる場合は、医師の診断を受け、 根気よく治療を続けることがとても大切になります。一日も早く、 専門医にご相談することをお勧めいたします。
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