幼児期になると、脳の発達などによって、新生児・乳児の頃とは睡眠の中身が変化してきます。
まず、幼児期になると、脳がだんだんと発達してきて、ノンレム睡眠とレム睡眠が脳波に現れてきます。また、昼寝の時間も徐々に減少していきます。
新生児・乳児の頃の動睡眠と、幼児のレム睡眠を比較すると、後者の方が時間がずっと短くなります。これは、ある程度、脳が発達したからなのでしょう。
さらに、この頃になると、日中の精神活動や身体活動が活発になって、深い睡眠をとる傾向が強くなります。つまり、睡眠全体に占めるノンレム睡眠の割合が増えてくるのです。夜間の連続した睡眠が長くなるのもこの時期の特徴です。
幼児期は、一生のうちでもっとも熟睡の程度が大きいといわれています。そのため、熟睡している幼児を外から無理に起こそうとしてもなかなか起きないものです。
仮に起きたとしても、感覚や体の動きを司る脳の機能にばらつきが生じて、後ほどご説明いたします「睡眠時遊行症(夢遊病)」や「夜驚症(睡眠時驚愕症)」が見られることもあります。
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